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CATEGORY : 音楽
かぐや姫「なごり雪」を語る
DATE : 2014-02-03-Mon Comment 0
40年前に生まれた曲。
世の中に腐るほどある別れの曲の中でも、これは特に素晴らしい名曲だと思う。
聴くたびしみじみとそう思うから、ちゃんと言葉で整理しようと思った。


この曲は、「僕」と「君」が駅のホームで並んでいるシーンから始まり、「君」が汽車に乗り、去って行き、「僕」が1人ホームに残されるシーンで終わる。
こうやってとても分かりやすくストーリーは進んでいくけど、サビは一貫して「春が来て君はきれいになった」と、確固とした「僕」の想いを歌う。
変わっていくものと変わらないものの対比が美しい。

「名残惜しさ」と「なごり雪」をかけているのはすぐに分かるんだけど、「なごり雪も降る時を知り」っていうさり気ない擬人法が染みる。
男と女の、人と人の出会いや別れを、自然はおおらかに見守ってくれているんだなぁと。
自然には敵わないんだなぁと。
畏敬の念ってほどではないけど、自然の優しさみたいのが感じられる。

ホームに残された「僕」が「落ちてはとける雪を見ていた」ってところで、あぁ名残惜しさもとけていってるのかなぁと「僕」の成長が垣間見えたかと思いきや、再びサビの「春が来て君はきれいになった」。
もう「君」は目の前にいないのに、全然忘れられていないんだ。
忘れられるわけないんだ。雪はとけてるけど。


歌詞の解釈はこれくらいにして、あと好きなポイントは、「こんな曲は現代日本では生まれないんじゃないか」っていうところ。
インターネットも交通網もめちゃくちゃ発達した今、もうこんな別れって日本にはないんじゃないかと思う。
一瞬でメッセージや写真が送れて、東京から大阪までのぞみならたったの○時間!!みたいな世界で、雪に「○○雪」なんて名前がついてることなんて気にもしないで生きてる人が多いのでは。
だからこそこういう一昔前の日本っていいなぁって、自分がまだ生まれてない時代への憧れみたいのがふつふつと湧いてくる。

インターネットは人を幸せにしたか不幸にしたか、答えなんてもちろんないけど、この曲を聴くと、なかった方が幸せだったかもなぁなんて思うけど、歴史にタラレバはないのでした。
でも2014年にもこうして感動できるんだから、普遍的な要素はたくさん詰まっているのでしょう。
タイトルでピンとこなかった人も一度は聞いたことあると思うので、ぜひ歌詞にも耳を傾けて聴いてみてください。


作詞・作曲の伊勢正三が歌ってるやつ。


私がいつもiPodで聴いてるのはこれ。


そして有名なイルカのカバー。



最後に。
ホームには他にも人がたくさんいるかもしれないけど、まるで「僕」と「君」が2人だけみたいに感じられるところもいいなぁと思う。
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